内容説明
現代の生の現場から問う、宗教の立場に即して考える、宗教に距離をとって問う、という三つの視点で「宗教学」を整理。宗教をめぐる119個の問いを立て、キーワードを核に見開き2頁読み切りで解説。事例も豊富で、読者自らに考えさせるよう工夫した問いが、宗教学の面白さと奥深さを伝える。
目次
宗教学への入り口
第1部 現代の生の現場から問う(生と死の意味を問う;生命の循環と継承;救いと癒しの現場 ほか)
第2部 宗教の立場に即して考える(宗教における実践;宗教における言葉;宗教における世界像 ほか)
第3部 宗教に距離をとって問う(「宗教」概念と宗教学;宗教を心理において問う;宗教を社会において問う ほか)
宗教学の実践
著者等紹介
島薗進[シマゾノススム]
東京大学大学院人文社会系研究科教授。専門は宗教社会学、宗教人類学、近代日本宗教史。「救済」の理念が人類を魅了してきたわけについて考えてきた。宗教と医療の接点や死生観に関わる領域にも関心がある
葛西賢太[カサイケンタ]
宗教情報センター研究員。専門は宗教社会学、宗教心理学、アメリカ宗教史。現代を生きる個人をつなぐ絆としての宗教に関心をもってきた。断酒自助会の研究のほか、人間心理と霊性についての業績あり
福嶋信吉[フクシマシンキチ]
日本女子大学・昭和大学・東京女子大学講師。専門は宗教学、近代日本民衆宗教研究。信心・信仰という営みの構築や実践のあり方に関心がある。現在は、現代における苦難・難儀と民衆宗教との関わりにも関心を向けている
藤原聖子[フジワラサトコ]
大正大学文学部教授。専門は比較宗教学、アメリカ文化研究。現在の研究テーマは「宗教と教育の関係」(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Go Extreme
arce
ぞくちょう
せ
ishimps