内容説明
社会心理学に関する理論や概念、研究内容を100のキーワードを手がかりに、見開き2ページでわかりやすく解説。概念の正確な把握、不確かな知識の整理と検証に役立つ。社会心理学の全体像をつかむのに最適。
目次
1章 社会心理学の目的と方法
2章 社会心理学の重要研究
3章 社会心理学の隣人たち
4章 社会心理学のあゆみ
5章 冷めた心と熱い心:認知、感情、動機づけ
6章 私の心と私の姿
7章 他人とのつきあい
8章 集団の中の人間
9章 関係としての社会
10章 社会と文化
11章 社会の中の社会心理学
12章 社会心理学の道具箱
著者等紹介
山岸俊男[ヤマギシトシオ]
1948年生まれ。70年一橋大学社会学部卒業、72年同大学大学院社会学研究科修士課程修了、82年University of Washington学位(Ph.D.in Sociology)取得。1975年University of Washington社会学部助手、81年同大学部研究員、81年北海道大学文学部助教授、85年University of Washington社会学部助教授、88年北海道大学文学部助を経て、93年より同大学文学部(現在、同大学院文学研究科)教授。主著は、『社会的ジレンマのしくみ』サイエンス社、『信頼の構造』東京大学出版会、『安心社会から信頼社会へ』中央公論新社、『社会的ジレンマ』PHP出版などがある
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
marukuso
1
見開き2ページで1項目のキーワード集なのでどこから読んでも問題なく、気になる項目を調べることができる。もっと詳しい説明が欲しい場合は他の教科書と共に勉強する。2025/01/26
大臣ぐサン
1
社会心理学って何年ぶりだろう。ピグマリオン効果、アイヒマン実験、フットインザドア、吊り橋実験、監獄実験。何もかも懐かしいな。久しぶりに心躍ったわ。2020/12/14
Atsumi_SAKURADA
0
同じ有斐閣から池田・他『社会心理学』(2010;ごつくて480頁ある、2色刷り)と比べると、もっと抽象的な研究主題ごとに、ごく簡潔に理論の変遷が見開き2頁でまとめられています。またここでは、総論的な学説史や周辺分野との関わりにも触れられているので、前述書より広く浅く「社会心理学」という分野を概観できます。2017/09/01
リール
0
42013/06/01
ゆうき
0
タイトル通り社会心理学のキーワードを見開き2ページでわかりやすく解説しています。初心者にオススメ。2013/08/29