ソーシャル・キャピタルと活動する市民―新時代日本の市民政治

ソーシャル・キャピタルと活動する市民―新時代日本の市民政治

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  • サイズ A5判/ページ数 262p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784641049871
  • NDC分類 362.06
  • Cコード C3031

内容説明

民主主義の成功を支える社会的条件とは何か。日本の地方政府を題材にR.パットナムのソーシャル・キャピタル論に衣拠しつつより良き統治と市民・市民社会組織の関係を考える。

目次

第1章 ソーシャル・キャピタル論の展開とその背景
第2章 ソーシャル・キャピタルをめぐる実証分析の課題
第3章 日本の地方政府の統治パフォーマンスとソーシャル・キャピタル
第4章 ソーシャル・キャピタルからシビック・パワーへ
第5章 シビック・パワーとしての市民オンブズマン
終章 結論と今後の課題

著者等紹介

坂本治也[サカモトハルヤ]
1977年兵庫県に生まれる。2000年大阪大学法学部卒業。2005年大阪大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得退学。琉球大学法文学部総合社会システム学科政策科学・国際関係論専攻講師、同准教授を経て、関西大学法学部准教授、博士(法学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Ryueno

1
地方政府で統治パフォーマンスを向上させるにはどうすべきか。パットナムらによる既存のソーシャル・キャピタル研究の不備を指摘しつつ、日本の事例分析より、統治パフォーマンスを向上させるのに重要なのはソーシャル・キャピタルではなくシビック・パワーであることを示す。文章・ロジックともにわかりやすく、門外漢である私もあまり苦労せず(計量分析の部分は斜め読みしながら)読了できた。先行研究の不備を突きつつ、それを修正し、必要なデータを提出して仮説を補強していくテンポの良さや構成などは研究の参考としたい。2011/04/13

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