内容説明
ガット・WTOの紛争解決事例を体系的に分析したハンドブック。ガット・WTOが国際経済関係において果たす役割をパネル報告および上級委員会報告の分析を通じて分析を試みた。事例は23の項目に分類して配列。各事例は採択年月日と文書番号および出典を掲げ事実の概要、報告要旨、解説を掲載。巻末には採択日順のケース索引と事項・協定索引を付す。
目次
ガット・WTOの紛争解決手続
最恵国待遇原則・無差別原則(GATT1条関係)
関税譲許(GATT2条関係)
内国民待遇(GATT3条関係)
政府調達(GATT3条、政府調達協定関係)
ダンピング(GATT6条、ダンピング防止協定関係)
補助金(GATT6条・16条、補助金協定関係)
農産物関係の輸入制限(GATT11条2項関係)
その他の一般輸出入制限(GATT11条関係)
数量制限の無差別適用(GATT13条関係)〔ほか〕
著者等紹介
清水章雄[シミズアキオ]
早稲田大学法学部教授
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