イスラムの契約法―その歴史と現在

クールソン，ノエル・Ｊ【著】〈Ｃｏｕｌｓｏｎ，Ｎｏｅｌ Ｊ．〉/志水 巌【訳】

有斐閣（1987/05発売）

• サイズ B6判／ページ数 167,／高さ 20cm
• 商品コード 9784641047662
• NDC分類 324.928

目次

第１章　契約法の歴史（イスラム法の性格；シャリーアの諸学派と学説の相違）
第２章　契約関係（基本的約；契約体系の意味）
第３章　契約の成立
第４章　契約の無効
第５章　契約の取消
第６章　契約の解約
第７章契約の自由（イスラムの銀行取引；「黙認」の法理；現代における学説の自由）

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Hisashi Tokunaga]

事情の変更が約束に優先する。・・・「アラーのおぼしめしあれば（in sha Allah)」・・・が一般条項なのだ。（ｐ１２６－１２７参照）⇒リバ（～投機的行為、リスクを伴う行為＝当事者の正確な予測不可能性＝対価性のないモノ）を意味する⇒こうした規範意識がどう変わっていくかウオッチがいまさらに必要だね。（２０１３・３記）

[Supopovich]

難しい。基礎知識が足りなくてあまり理解できなかった。

2024/12/07