出版社内容情報
近年変化が激しく，また学問的にも重要性を増している国際経済法の学部向けのコンパクトなテキスト。国際経済を取り巻く制度・理念，紛争解決事例，運用の現実を平易に叙述し，図表も多用した。最近の問題点についても，コラムを使用して簡明な解説を施した。
内容説明
国際経済法を、体系的かつ分かりやすく解説。各章冒頭につけたＳｕｍｍａｒｙとＫｅｙＷｏｒｄｓによって、全体像を理解しながら要点を押さえることができる。
目次
国際経済法の概念
ブレトンウッズ・ガット体制の成立と展開
ＷＴＯの組織と紛争解決手続
ＷＴＯ協定の国内的実施
ＷＴＯ体制の基本的規律
ＷＴＯと通商救済制度
ＷＴＯ体制における規律の強化と拡大
地域主義とＷＴＯ体制
ＷＴＯ体制と途上国
ＷＴＯ体制と非貿易的価値
国際投資法―投資自由化体制の意義と課題
国際競争法
国際経済刑法
著者等紹介
中川淳司［ナカガワジュンジ］
１９５５年生まれ。１９７９年東京大学法学部卒業。現在、東京大学社会科学研究所教授
清水章雄［シミズアキオ］
１９５２年生まれ。１９７５年早稲田大学法学部卒業。現在、早稲田大学法学部教授・ＷＴＯ紛争解決手続小委員会委員
平覚［タイラサトル］
１９５３年生まれ。１９７７年早稲田大学法学部卒業。現在、大阪市立大学大学院法学研究科教授
間宮勇［マミヤイサム］
１９５７年生まれ。１９７９年明治大学法学部卒業。現在、明治大学法学部助教授
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