上智大学法学叢書<br> 国際法の経済的基礎

上智大学法学叢書
国際法の経済的基礎

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  • サイズ A5判/ページ数 310,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784641046122
  • NDC分類 329.4
  • Cコード C3032

内容説明

国際法の形成と展開を促してきた要因は何か、国際社会における法と経済の関係はどのようなものか、そしてそこでの国家の役割は何か、といった問題が、国際法の研究を始めたころの著者の関心事だった。本書は、そうした問題意識の下に書かれた著者の初期の諸作品を中心に収録した論文集である。

目次

序に代えて(国際法研究におけるあらたな方法論の模索―国際社会における「法と経済」についての覚書)
第1部 最恵国条項の展開(最恵国条項論;特恵制度の展開と多辺的最恵国原則;社会主義諸国との最恵国条項)
第2部 国際経済法の課題(国際経済法における主権概念の発現形態(試論)―経済開発協定の国際的展開
国際経済組織と国内法
ASEANと国際法―域内協力体制の法形態
ココム規制に関する国際・比較法的検討
GATTの規範的性格に関する一考察―セーフガードにおける選択性の問題を手がかりとして)

著者等紹介

村瀬信也[ムラセシンヤ]
1943年愛知県名古屋市に出生。1967年国際基督教大学卒業。1972年東京大学大学院法学政治学研究科修了(法学博士)、立教大学法学部専任講師を経て、1974年同学部助教授、ハーバード・ロー・スクール客員研究員(1976年まで)。1980年国際連合本部事務局法務部法典化課法務担当官(1982年まで)。1982年立教大学法学部教授(1993年まで)。1993年上智大学法学部教授(現在に至る)。1995年コロンビア・ロー・スクール客員教授、ハーグ国際法アカデミー講師。1998年アジア開発銀行行政裁判所裁判官(現在に至る)。専攻は国際法、国際環境法
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