刑事訴訟理論と実務の交錯

刑事訴訟理論と実務の交錯

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  • サイズ A5判/ページ数 312p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784641042223
  • NDC分類 327.6
  • Cコード C3032

出版社内容情報

半世紀にわたり研究と実務の双方に携わってきた著者の刑事手続構造論。『刑事手続の構造序説』『刑事手続構造論の展開』の続編。「デュー・プロセス論の限界」のほか,捜査手続/起訴・不起訴の決定/公判手続/再審手続をめぐる諸論考よりなる。
目次
 序 論 デュー・プロセス論の限界
1 捜査手続
 1 訴訟的捜査の構造論・再論
 2 捜査手続における弁護理論
 3 被疑者取調べ
 4 別件逮捕・勾留禁止の本質
 5 弁護人の接見交通権
2 起訴・不起訴の決定
 1 公訴権濫用の理論と現実
 2 公訴時効理論の再構成
3 公判手続
 1 刑事訴訟における当事者主義概念
 2 公判手続の法的性格
 3 訴因と公訴事実
 4 無罪推定の法理
 5 自白の任意性
 6 自白と補強証拠
 7 取調官の証言・保釈条件
 8 証拠開示の基本問題
 9 犯罪後の時の経過と情状事実
4 再審手続
 1 再審開始の要件
 2 再審公判の性格とその問題点
 おわりに 1 公訴権の濫用 2 刑事裁判の課題

目次

序論(デュー・プロセス論の限界)
1 捜査手続(訴訟的捜査の構造論・再論;捜査手続における弁護理論 ほか)
2 起訴・不起訴の決定(公訴権濫用の理論と現実;公訴時効理論の再構成―その機能と位置づけについて)
3 公判手続(刑事訴訟における当事者主義概念;公判手続の法的性格 ほか)
4 再審手続(再審開始の要件;再審公判の性格とその問題点)
おわりに(公訴権の濫用―わたくしの歩んできた道;刑事裁判の課題)

著者等紹介

井戸田侃[イドタアキラ]
1928年8月愛知県に生れる。1953年京都大学法学部卒業。1955年司法修習生(第7期)を終了、弁護士登録。立命館大学助手。専任講師、助教授を経て、立命館大学教授。1994年立命館大学を定年退職、大阪国際大学教授。2004年大阪国際大学を定年退職。現在、立命館大学名誉教授、大阪国際大学名誉教授、弁護士、南開大学(中国)客員教授。法学博士
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