内容説明
犯罪の国際化、少年・高齢者・女性の犯罪の増加…様々な意味での境界線が失われつつある現代。この時代にふさわしい刑罰・受刑者処遇・立法とは。新しい論点を中心として、著者の見解を明確に示すエネルギッシュな新テキスト。
目次
第１講 刑事政策の課題
第２講 刑事政策と被害者学
第３講 刑事立法の課題
第４講 ２１世紀の「刑事制裁」制度の構築
第５講 「死刑」存廃論
第６講 「自由刑」とは
第７講 財産刑
第８講 第２の刑事制裁＝刑事治療処分
第９講 新刑事制裁モデル
第１０講 犯罪者処遇モデルの発見
第１１講 「社会内処遇モデル」の発見
第１２講 犯罪「被害者」の保護と救済
第１３講―特講（１） 処遇困難者に対する「行状監督」制度とは
第１４講―特講（２） 暴力団犯罪に対する刑事政策
第１５講―特講（３） 少年非行・犯罪に対する刑事政策
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