内容説明
本書は今まで経験的に踏襲されてきた雨仕舞手法を、著者の長年の研究によって科学的に解明し、新たな知見を加えて普遍的な設計原理として提示したものです。
目次
1 雨仕舞とは
2 雨の降り方を知る
3 水はどう流れるかを知る
4 雨がかりを減らす
5 水を切る
6 水を返す
7 水を殺ぐ
8 水を導く
9 水を抜く
10 良い雨仕舞を実現するために
著者等紹介
石川広三[イシカワヒロゾウ]
1942年東京生まれ。1964年早稲田大学建築学科卒業、同大大学院を経て1969年より東海大学で教職に就く(建築材料および構法担当)。1975年工学博士、1981年より東海大学教授、1982年より1年間英国Sheffield大学客員教授。主な研究領域は屋根および外壁の防雨、耐久設計。日本建築学会材料施工委員会・内外装工事運営委員会主査、同屋根工事小委員会主査、同JASS12(屋根工事)改定小委員会主査を歴任。他多数の公的機関で建築外装技術に関わる調査研究、評価業務に関与
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