- ホーム
- > 和書
- > 法律
- > 民法
- > 物権法・財産法・債権法
内容説明
不法行為の分野は、法の諸分野の中で、実際的な解決方法、具体的妥当性が、とくに重んじられるべき分野である。本書では、第一部に、理論上および解釈上の問題を論じたものを、第二部では、自動車、原子力等による責任に関する新らしい立法について論じたものを、第三部では、損害賠償の範囲と金額について具体的に論じたものを収めた。
目次
第1部 特殊な危険による不法行為責任(医師の責任;水害と国家賠償法;道路の管理の瑕疵による責任―仙台地裁の穴ぼこ判決について ほか)
第2部 不法行為に関する特別立法(自動車責任―自動車損害賠償保障法の制定;原子力責任―原子力災害補償立法上の問題点;工業所有権の侵害に対する救済)
第3部 損害賠償の範囲と金額(ビキニ事件における損害賠償;自動車事故と死亡による損害賠償;森永粉乳中毒事件の補償―資料と解説)