出版社内容情報
民事訴訟法学界の第一人者であり、実務経験も豊富な著者が、わが国の司法制度のあるべき姿を提言。制度改革実現のための道しるべとなる必携の書。
内容説明
研究者・教育者・実務家として豊富な経験を持つ著者が、司法制度のあり方、手続法のあり方、ひいては、わが国の法制度のかたちについて、さまざまな角度から提言。
目次
法曹養成教育の基盤整備を急げ
法曹一元への道のり
司法改革論議における制度改善論と制度選択論―陪審制導入と法曹一元論をめぐって
陪審か参審か
地方における法科大学院構想―法的サービスの偏在解消の方策、地方における法曹一元の礎として
法学部の教育目標
明日の司法書士像
法律的なものの考え方―新任の会社役員と語る
法化社会と法律家の役割―市民と民事裁判
新民事訴訟法の話
決め手はやっぱり手続です
破棄判決にみる最高裁の素顔
次世代民事訴訟法理論の探索―最近の最高裁判例を材料にして
制度の目的と効用
法廷さまざま
弁護士広告の解禁
最終提案仲裁
著者等紹介
新堂幸司[シンドウコウジ]
1931年8月20日生まれ。1954年東京大学法学部卒業。現在、東京大学名誉教授、弁護士
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