出版社内容情報
近年の生命科学の発展は著しい。本書は,これに対する法制度のあり方について,
法学者,医学者,ジャーナリスト等が学際的に研究した成果をまとめたもの。
あわせて,アメリカ,イギリス,フランス,ドイツの実情を紹介し,25カ条にわたる
「生命倫理法試案」を提言。
《主な目次》
第1部 生命倫理法試案等
第1章 生命倫理法試案
第2章 関連法等との比較
第2部 本 論
第1章 総 論
第2章 我が国における生殖補助医療の現状と特徴
第3章 生殖補助医療および精子・卵子の提供と胚の管理
第4章 生殖補助医療によって生まれた子の親子関係等
第5章 人の発生操作研究の規制
第6章 刑事法からみた規制論
第3部 外国法制
第1章 アメリカ
第2章 イギリス
第3章 フランス
第4章 ドイツ
第5章 ヨーロッパおよび国連
【資 料】
1ヒトに関するクローン技術等の規制に関する法律
2厚生省・生殖補助医療技術に関する専門委員会・報告
3日本弁護士連合会案
内容説明
総合研究開発機構においては、1999年および2000年の2年間をかけて、新世紀に臨む日本のあり方につき総合的に検討するための「21世紀総合研究プロジェクト」を実施してきた。本書は、そのうち、新しい生命科学技術の発展に対応した社会の枠組み作りに向けての「クローン技術等の生命科学の発展と法」についての研究成果を取りまとめたものである。
目次
第1部 生命倫理法試案等(生命倫理法試案;関連法等との比較)
第2部 本論(総論;我が国における生殖補助医療(ART)の現況と特徴
生殖補助医療および精子・卵子の提供と胚の管理 ほか)
第3部 外国法制(アメリカ;イギリス;フランス ほか)
著者等紹介
川井健[カワイタケシ]
帝京大学法学部教授
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