有斐閣選書<br> 新幹線公害 - 高速文明の社会問題

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有斐閣選書
新幹線公害 - 高速文明の社会問題

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  • サイズ B6判/ページ数 319,/高さ 19cm
  • 商品コード 9784641024878
  • NDC分類 516.73

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Nさん

3
私達は年に何回新幹線に乗るだろう?新幹線の登場は私達の長距離移動を格段に便利にした。その一方、新幹線沿線の住人は騒音や振動など耐え難い被害を被ってきた。本書は公害問題を社会学的に検討する。「受益・受苦圏論」つまり、多くの受益者に対して、一部の受苦を強いられる人々の存在を説明する。この理論は経済学でいう外部不経済を質的に説明できる点に価値があると感じた。開業~裁判の背景、判決から国鉄や司法行政がなぜそのような行動をとったのかを分析、問題の解決策を提示する。今一度「公共性」の意味を吟味し直す必要があるだろう。2018/04/17

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