感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Toska
9
何かと武張った印象の強い帝政ドイツのミリタリズムに、社会の側から光を当てる。貴族的な性格を残しながらも、財産と教養を基軸に再編成されていく将校団(第3章)。スパルタンな軍事教練に散々文句を言っておきながら、予備将校の資格を受け取る時にはホクホク顔のマックス・ヴェーバーがちょっと面白い。彼のように自立した思考のできる人間でさえ、将校の権威は自明のものと受け止めていた。2023/01/21
きりまん次ゃ郎
3
第二帝政ドイツにおける軍国主義の発展を、在郷軍人会、青年スポーツ団体、将校団と教育制度、ドイツ艦隊協会、ドイツ国防協会といった視点で論じている。軍と政府がいかにして、国内の社会民主勢力を抑えこむために在郷軍人会や青年スポーツ団体を利用したか。 はたまた逆に政府・海軍の軍備拡張の手段であった艦隊協会の内部に急進派が現れ、それが政府に対する圧力団体となったか。そしてその圧力団体から生まれたドイツ国防協会が、その後の陸軍拡張にどのような役割を演じたのか、といった背景に後のナチスドイツへの萌芽を感じる。2014/07/13
takao
1
ふむ2025/06/29




