民衆宗教史叢書
庚申信仰 (POD版)

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  • サイズ A5判/ページ数 378p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784639100096
  • NDC分類 387
  • Cコード C3314

出版社内容情報

目次 庚申信仰研究の萌芽(三猿塔/庚申について)老子守庚申求長生経について(庚申経伝来考/庚申経の研究ほか)庚申の礼拝対象(庚申信仰試論/柴又帝釈天と庚申信仰/庚申信仰礼拝対象の変遷)庚申信仰の諸相(庚申のまつり方の地方別諸相ほか)

内容説明

本書は年譜篇と島嶼篇を加え三部からなり、この信仰の研究はつくされているが、なお未解決の問題も多いと指摘されている。その問題点とは、老子守庚申求長生経(庚申経)、庚申縁起、庚申の本尊、礼拝対象などの問題、また仏教、修験道、民間の庚申待の習俗・伝承、地方相などの問題である。本書はこれら未解決の課題の解決をめざし、先学の研究のあゆみと業績を確認し、問題点やその視点を明らかにし、さらに今後の研究のステップとなる構成を企図し編さんした。

目次

第1篇 庚申信仰研究の萌芽(三猿塔(抄)
庚申について)
第2篇 老子守庚申求長生経について(庚申経伝来考―成尋阿闍梨の舶送か;庚申経の研究 ほか)
第3篇 庚申の礼拝対象(庚申信仰試論―転換の論理としての庚申;柴又帝釈天と庚申信仰 ほか)
第4篇 庚申信仰の諸相(守庚申より庚申待へ―十五世紀関東の夜念仏・月待と庚申待信仰;庚申のまつり方の地方別諸相)
第5篇 庚申信仰研究のあゆみと展望

著者等紹介

小花波平六[コバナワヘイロク]
大正9年群馬県に生れる。群馬大学・立正大学文学部卒業、東京教育大学民俗学研修。現在、東京都板橋区立郷土資料館勤務
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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