近世日本水運史の研究 (POD版)

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  • サイズ A5判/ページ数 428p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784639100027
  • NDC分類 684
  • Cコード C3021

出版社内容情報

近世の海運および内陸水運の実態に即し,徳川幕府の水運機構創出過程と基礎的構造を明らかにする。

【目次】
 海運と河川水運
 近世河岸の成立と構造
 江戸幕府の内陸水運政策
 江戸幕府の川船支配機構と流通統制
 幕末維新期の内陸水運

内容説明

近世水運の性格と問題点の追求が、本書の課題。同時に、これまで研究の少なかった内陸水運の基礎的な構造を、できうる限り確定しておくという作業も行っている。

目次

第1章 海運と河川水運(東廻り海運と利根川水運;銚子湊の成立と構造)
第2章 近世河岸の成立と構造(近世河岸の成立;上利根川における河岸の成立―上州倉賀野河岸について ほか)
第3章 江戸幕府の内陸水運政策(幕府による城米運輸機構の改革―「御蔵前入用」の成立について;関東における河川運輸機構の成立 ほか)
第4章 江戸幕府の川船支配機構と流通統制(川船奉行・川船改役の研究;大坂地方における諸川船の幕府支配 ほか)
第5章 幕末・維新期の内陸水運(天保期の関東河川水運―とくに河岸衰微の現象について;河川水運における近代化過程)

著者等紹介

川名登[カワナノボル]
1934年千葉県銚子市に生れる。1957年千葉大学文理学部卒業。1962年明治大学大学院博士課程修了。現在、千葉経済短期大学教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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