出版社内容情報
櫛と髪型について考古学の分析から古墳時代から飛鳥・奈良時代の国家形成における支配・被支配の「まなざし」に着目。
社会学・心理学・文化人類学・民俗学・ジェンダーなど学際的議論を提起・模索する注目の論考。
【目次】
第Ⅰ部 古代の櫛文化
第1章 櫛の歴史学
第1節 櫛研究の意義
第2節 櫛のライフサイクルと本書の視座
第3節 古代櫛研究のあゆみと課題
第4節 櫛の大分類と各部名称および使用する土器編年
第2章 古墳時代社会と竪櫛の画一化
第1節 古墳時代竪櫛の系譜
第2節 束歯式竪櫛の構造と古墳式竪櫛
第3節 古墳式竪櫛から外れる特異固体
第4節 古墳式竪櫛の形成過程
第3章 古墳埋葬施設内における櫛の意義
第1節 古墳埋葬施設内の櫛
第2節 分析方法
第3節 櫛の副葬方法と近接遺物
第4節 櫛の大きさと数
第5節 横穴式石室内の竪櫛
第6節 埋葬施設内の櫛の意義
第4章 古代における櫛の呪術性とその構造
第1節 櫛の呪術性と分析方法
第2節 遺跡から出土する櫛
第3節 文献史料にみえる櫛
第4節 奈良時代における櫛の呪術性の内容と構造
第5章 古代横櫛の形態変遷
第1節 古代の横櫛
第2節 分析方法
第3節 型式設定と形態変遷案の構築
第4節 規格の特徴と材質
第6章 古代横櫛の製作技術
第1節 横櫛の製作技術研究と民俗学・人類学
第2節 現代に受け継がれている横櫛の製作方法
第7章 古代横櫛の生産と流通
第1節 横櫛の製作技術と伝播に関する視点
第2節 考古資料から復元する横櫛の製作方法
第3節 製作技法の変遷
第Ⅱ部 古代の髪型変遷と国家形成
第8章 服飾史研究および髪型の歴史学
第1節 服飾史研究の意義と方法論
第2節 髪型研究の意義と可能性
第3節 古代髪型研究のあゆみ・課題・方法
第9章 櫛の使用法とその変遷
第1節 分析方法と視点
第2節 埴輪に表現された櫛
第3節 横櫛の形態および規格から見た使用法の変遷
第10章 髪型復元とその変遷
第1節 第1段階~第2段階(3世紀~6世紀)の髪型
第2節 第3段階~第4段階(7世紀~8世紀)の髪型
第3節 髪型の変革と国家権力
第11章 「まなざし」と服飾および支配構造
第1節 「まなざし」論と歴史学
第2節 髪型の変遷・外交・「まなざし」
第3節 古代国家形成下における支配構造と「まなざし」
内容説明
櫛と髪型について考古学の分析から古墳時代から飛鳥・奈良時代の国家形成における支配・被支配の「まなざし」に着目!!社会学・心理学・文化人類学・民俗学・ジェンダーなど学際的議論を提起・模索する注目の論考!!
目次
第1部 古代の櫛文化(櫛の歴史学;古墳時代社会と竪櫛の画一化;古墳埋葬施設内における櫛の意義;古代における櫛の呪術性とその構造;古代横櫛の形態変遷;古代横櫛の製作技術;古代横櫛の生産と流通)
第2部 古代の髪型変遷と国家形成(服飾史研究および髪型の歴史学;櫛の使用法とその変遷;髪型復元とその変遷;「まなざし」と服飾および支配構造)
著者等紹介
大熊久貴[オオクマヒサタカ]
1996年 東京都生まれ。2022年、明治大学文学部助手をへて、2025年より奈良県立民俗博物館学芸員。史学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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