出版社内容情報
漢方医学を軸にした伝統的な医学と若干の蘭方医学が中心であった江戸時代までの国内の医療事情に対し、明治時代は世界最先端とも言われていたドイツ医学の受容が進んでいく。ドイツ医学に基づいた教育を模索していた官立の医学専門学校のうち金沢医学専門学校について、教授陣・学生たちの事績や視点を通じて実態を明らかにする。
【目次】
第一章 金澤醫學専門學校の創立と基盤形成
第二章 海外留学と学問交流
第三章 若き医学徒が見たドイツ
第四章 学校生活と学生文化
第五章 戦争と医学の交錯
内容説明
「明治は遠くなりにけり、されど、学ぶべきこと数多あり」金沢大学医学部の十全同窓会として現代まで続く同窓会の会報を主とした一次史料から蘇る、明治の若者たちのエネルギーと挑戦。第一線の臨床医のみならず、医学生・高校生に贈る、失われた情熱の記録を凝縮した一書、ついに完成!
目次
第一章 金澤醫學専門學校の創立と基盤形成(明治政府による蘭方医学からドイツ医学への転換;木村孝蔵・外科学教授の卒業式祝辞に見る蘭方医学の衰退 ほか)
第二章 海外留学と学問交流(明治末期におけるドイツの大学事情;明治末期のドイツ留学事情 ほか)
第3章 若き医学徒が見たドイツ(明治四二年卒の若き医学士・山本直枝君のドイツ留学便り;在民賢・河合君の西比利亜(シベリア)鉄道旅行日誌 ほか)
第四章 学校生活と学生文化(学校規則と学生生活;醫學校四年間の行事(大正七年卒業アルバムより) ほか)
第五章 戦争と医学の交錯(木下克雄軍医の報告に見る二〇三高地の珍談;日露戦争に従軍した卒業生軍医の現地報告 ほか)
著者等紹介
山嶋哲盛[ヤマシマテツモリ]
脳科学専門医。1950年、金沢市生まれ。1975年、金沢大学医学部卒業、1979年、金沢大学大学院医学系研究科修了(医学博士)。ドイツおよびスウェーデン(文科省在外研究員)に留学し、神経病理学と脳科学とを学ぶ。金沢大学医学部附属病院・脳神経外科医局長、金沢大学医学部助教授、金沢大学大学院医薬保健学総合研究科・再生脳外科長などを歴任し、2015年に定年退官。現在、息子が経営する有松医科歯科クリニックを手伝い、同クリニックにて、アーバンス(RBANS)神経心理テストとMRIやPETスキャン等を駆使して、認知症状が顕在化する数年も前にアルツハイマー病を早期診断し、和歌山市の学術的漢方薬メーカー「剤盛堂」が作る脳血流改善・抗酸化作用が強い新規漠方生薬を使って、予防的治療を行う。同時に、金沢大学大学院医学系研究科の協力研究員(リサーチフェロー)をつとめ、若手医師や外国人留学生を現在も指導している。海外の大学や国際学会からの招待講演も数多くこなす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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