出版社内容情報
海部を管掌していたとされる阿曇氏
阿曇氏に対する通説について、
1)発祥地の想定は妥当か
2)阿曇氏配下だった海人集団が海部に編成された際に阿曇氏が管掌氏族となったとする理解は妥当か
3)大化前代の御食共進の組織と阿曇氏の関係はどのようなものであったのか
の3点を中心に新たな視点から見直す!!
内容説明
海部を管掌していたとされる阿曇氏。阿曇氏に対する通説について、1)発祥地の想定は妥当か、2)阿曇氏配下だった海人集団が海部に編成された際に阿曇氏が管掌氏族となったとする理解は妥当か、3)大化前代の御食共進の組織と阿曇氏の関係はどのようなものであったのか、の3点を中心に新たな視点から見直す!!
目次
序章 阿曇氏研究の課題と視角(阿曇氏研究の現状と問題点;阿曇氏の政治的活動をめぐって)
第一章 日本列島各地の阿曇氏と阿曇部(東山・東海両道の阿曇氏勢力;大阪湾・播磨灘沿岸諸地域(Aブロック)の阿曇氏勢力
備中・周防・伊予沿岸諸地域(Bブロック)の阿曇氏勢力
北九州沿岸諸地域(Cブロック)の阿曇氏勢力
日本海沿岸諸地域(Dブロック)の阿曇氏勢力
総括)
第二章 阿曇氏と(凡)海部・高橋氏(海部とその管掌者;内膳司における阿曇・高橋両氏;総括)
著者等紹介
加藤謙吉[カトウケンキチ]
1948年三重県に生まれる。現在、歴史研究者(もと成城大学・中央大学等講師)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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