新編 書論の文化史

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  • サイズ 46判/ページ数 300p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784639030188
  • NDC分類 728.2
  • Cコード C3070

出版社内容情報

あらゆるフォークロアが合流して生まれた「漢字」
それを「書す」という行為の本質的な意味を探ると同時に、古来の「契り」のかたちを「習俗」「歴史」「文化」「思想」と照合し、その営みの中で産み出された「書論」の検証を通して、現代社会の方向性を探る。大きな視座で漢字文明の真髄と意義を世に問う。

内容説明

あらゆるフォークロアが合流して生まれた「漢字」それを「書す」という行為の本質的な意味を探ると同時に、古来の「契り」のかたちを「習俗」「歴史」「文化」「思想」と照合し、その営みの中で産み出された「書論」の検証を通して、現代社会の方向性を探る。大きな視座で漢字文明の真髄と意義を世に問う。

目次

序章 そもそも書とは何なのか
第一部 習俗書史(書論前史の墨について―墨刑という視座から―;『説文解字叙』批判批判―三段文字史観と甲骨文の爻のと易― ほか)
第二部 書論の誕生と展開(書論の起源―古代書論のアイデンティティー―;書体論の確立とその秘境 ほか)
第三部 近世書論と思想(近世書論の条件;近世書論に於ける王羲之観の再編 ほか)
第四部 近代日本の書論とその構造(「菩薩処胎経」の書道思想;「近代」と清浦奎吾の王朝書学―清浦の勤王書学と昭和王政復古の基礎研究―)

著者等紹介

松宮貴之[マツミヤタカユキ]
1971年生まれ。作家、書家。東京学芸大学教育学部芸術課程書道科卒。文学修士(二松学舎大学)。教育学修士(東京学芸大学)。学術博士(総合研究大学院大学)。大阪大学非常勤講師。佛教大学、四国大学大学院非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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さとうしん

8
書作品自体ではなく歴代の書論でたどる、少し変わったアプローチ(だと思う)の書道史。関連する書作品の図版やその訳文が豊富なのも良い。第14章の、「菩薩処胎経」が六朝の墨跡を伝える資料として近代の日中の文人たちから珍重され、高く評価されながらも、六朝の資料も含んだ敦煌文献が発見された途端に顧みられなくなったという話を興味深く読んだ。ただ、著者には申し訳ないが第一部の内容は同意できない部分が多く、ない方がよいのではないかと思う。2025/01/09

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