出版社内容情報
病患と医療の日本文化史
日本にはどんな病気が存在したか?
日本人の〈病気〉と社会に与えた影響、その歴史的意義を考察した労作として評価の高い『病気日本史』を改題・再編集してここに復刊!!
――本書は「病気・医学」に関する日本史料として、目につくものをことごとく取りあげ、医学史的、ないしは文化史的な角度から、日本人の健康と病気の問題に取り組んだ著作としての希少価値を持つものと、ひそかに自負している。(「はじめに」より)
※本書について
本書は、弊社刊(1982年初版)『病気日本史』より、「第1章 日本人の病気観」「第2章 史料にあらわれた日本人の病気」「第4章 社会世相と病気」「第5章 日本の医療」などを抜粋し、一部に再編集を加えて書名を改めた書籍であります。
内容説明
日本にはどんな病気が存在したか?日本人の“病気”と社会に与えた影響、その歴史的意義を考察した労作として評価の高い『病気日本史』を改題・再編集してここに復刊!!本書は「病気・医学」に関する日本史料として、目につくものをことごとく取りあげ、医学史的、ないしは文化史的な角度から、日本人の健康と病気の問題に取り組んだ著作としての希少価値を持つものと、ひそかに自負している。
目次
第1章 日本人の病気観(「けがれ」と宿命論;「うらない」と鑑定;「病は気から」;日本人の存命)
第2章 史料にあらわれた日本人の病気(日本の流行病;風邪(流行性感冒) ほか)
第3章 社会世相と病気(社会変動と疫病の流行;「やまい」 ほか)
第4章 日本の医療(闘病の知恵;日本の医師 ほか)
著者等紹介
中島陽一郎[ナカジマヨウイチロウ]
近世庶民風俗研究家。大正9年(1920)東京に生れる。昭和18年(1943)慶應義塾大学卒業。東亜研究所調査員・衆議院参事・国立国会図書館主査などを歴任。平成12年(2000)8月逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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