出版社内容情報
作法や成り立ち、移ろう季節、香りの表し……
奥深い香道の世界を、身近に手に取れる一冊に!
これまで“他見を許さず”門外不出の扱いであった「香銘大鑑」を掲載し、香道にふれるなら欠かすことのできない1冊として、刊行後すぐに初心者から上級者まで、広く人気を集めた「香の本」ロングセラー第三版。
内容説明
「他見を許さず」として門外不出だった『香銘大鑑』をはじめて収録!!さらに香道の基礎知識とともに四季折々の組香を詳しく解説した“お香歳時記”も充実した内容!!感性を揺さぶる奥深き香りの世界へ誘う最適の入門書。好評のロングセラー。
目次
第1章 香道について(一〓聞と香道の本質;香道の流派 ほか)
第2章 香を愉しむ(沈水香のこと;六国(木所)のこと ほか)
第3章 香道についての知識(香道具のこと;香炉のこと ほか)
第4章 四季のなかの香道(香道と季節感;長緒の花結びのこと ほか)
第5章 香銘大鑑(春の部;夏の部 ほか)
著者等紹介
荻須昭大[オギステルヒロ]
昭和24(1949)2月生まれ。法政大学文学部卒。志野流香道19代家元・蜂谷宗由氏の直門として志野流香道・茶道を研鑽する。昭和63年(1988)松隠会発足に伴い機関紙『松隠』編集、講習会などの学事担当理事として25年余り寄与。その間『松隠』に「歴代家元」「香道用語集」など24年間にわたり連載執筆。平成30年(2018)より中国社会科学院民俗学会の招きで毎年訪中。現在「初音の会」を主宰する傍ら香道の普及に務める。名鉄友の会(名鉄百貨店)「香道の心得」講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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