出版社内容情報
「国特別史跡」指定、「ユネスコ世界の記憶」登録の群馬県高崎市に所在する山上碑(681年建立)、多胡碑(711年)、金井沢碑(726年)【上野三碑】。その碑文を一字一句解読しながら、建立者たちが建碑に込めた思いやその歴史的意義を浮き彫りにする。
内容説明
ユネスコ世界の記憶「上野三碑」。「山上碑」「多胡碑」「金井沢碑」石碑に刻まれた文字は、一三〇〇年の時を超えて、私たちに何を語りかけるのか?碑文から浮かび上がる日本語誕生の歩み、民が刻んだ「日本」誕生の時。
目次
ユネスコ世界の記憶「上野三碑」をご存じですか?(ユネスコ世界の記憶とは;上野三碑とは)
山上碑を読みましょう(山上碑へ;山上碑の文字を確定しましょう ほか)
多胡碑を読みましょう(多胡碑へ;多胡碑の文字を確定しましょう ほか)
金井沢碑を読みましょう(金井沢碑へ;金井沢碑の文字を確定しましょう ほか)
上野三碑を読み通しましょう(三碑は揃ってこそ「世界の記憶」にふさわしい)
著者等紹介
熊倉浩靖[クマクラヒロヤス]
1953年群馬県高崎市に生まれる。現在、高崎商科大学特任教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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