出版社内容情報
内容説明
『文化財が語る日本の歴史』・『文化財が語る日本の歴史 政治・経済編』につづき、多彩なテーマで文化財の魅力をよみとく!原始・古代・中世、近世、近現代と時代を通して紹介する。土器・仏像・経典・梵鐘・荘園遺跡・説話・古道・浮世絵・墓石・金箔・ハンセン病療養所の機関誌・天然記念物としての植物・書簡・ホーロー看板などを取り上げ、日本の社会・文化史の実像にせまる。「視点をひろげる」の項目では、資料の多角的なよみとりの視点を示す。
目次
第1章 原始・古代・中世(“有形文化財 考古資料”土器は人々の生活をどう変えたのか;“有形文化財 彫刻”阿弥陀仏は人々からどう信仰されたのか;“有形文化財 歴史資料”経典はどのような思いで写経され奉納されたのか ほか)
第2章 近世(“有形文化財 美術工芸品”浮世絵は社会でどのような役割を果たしたか;“記念物 墳墓・碑”近世庶民の墓石を何を語るのか;“無形文化財 工芸技術”金箔は大名文化をどう彩ったのか)
第3章 近現代(“未文化財 歴史資料”ハンセン病療養所の機関誌は何を問いかけるのか;“記念物 植物”巨木や希少植物は現代に何を伝えているのか;“有形文化財 書跡・典籍”書簡は何を語るのか;“未文化財 歴史資料”ホーロー看板は戦後の社会をどのように描くのか)
著者等紹介
會田康範[アイダヤスノリ]
学習院高等科教諭/獨協大学非常勤講師ほか。1963年埼玉県生まれ。國學院大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得満期退学
下山忍[シモヤマシノブ]
東北福祉大学教育学部教授/東北大学文学部非常勤講師。1956年群馬県生まれ。学習院大学大学院人文科学研究科史学専攻修士課程修了
島村圭一[シマムラケイイチ]
城西大学経済学部非常勤講師/宮代町文化財保護委員会委員長。1961年神奈川県生まれ。上越教育大学大学院学校教育研究科修士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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