出版社内容情報
石抱き責め・海老責め・釣るし責め・釜ゆで・はなそぎ・晒し首、120枚の図版でみる拷問と刑罰。
肉体と精神の臨界を極めた責めの日本史。
日本における拷問や刑罰の種類、実態、方法などを豊富な図版で克明に解説。
内容説明
拷問や刑罰の種類・方法などを豊富な図版とともに克明に解説。その実態を探究した歴史的名著が復刊。
目次
拷問篇(上古の拷問;拷問地獄図絵;御定書百箇条 ほか)
刑罰篇(鬼火燃える刑場;天刑思想;はたもの(張付) ほか)
捕物篇(取籠り者の捕縛;大捕物;捕方の服装と捕物の実際)
著者等紹介
名和弓雄[ナワユミオ]
明治45年(1912)1月、福岡県北九州市に生まれる。時代考証家・武術家(正木流万力鎖術宗家・江戸町方十手捕縄扱様宗家)平成18年(2006)9月逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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梅ちゃん
20
いや〜、こんな拷問や刑罰がかつて行われてたなんて。江戸幕府の採用した自白裁判では、犯人の自白がなければ断罪できないので、手早い方法として拷問が行われていたという。笞打ち、石抱き、海老責め、釣るし責め等。罪を自白すれば、つらい刑罰が…。 罪は犯すまじ犯すまじ❗️2024/01/18
夜明けのランナー
8
『どんな刑罰でも受けるからどうか許して!』なんて軽はずみにいうもんじゃないね! しかし、拷問が体罰ならばSNSの誹謗中傷も一歩間違えば、立派な暴力。この本を読んでいただければ少しは反省するかな?すごく恐ろしかったー!2023/02/11
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- 和書
- h-moll