内容説明
近年の考古学的な調査をもとに、墓所と位牌・葬法の実態・親族形成・儒家の葬制など多様な視点から大名墓を検討し、近世社会のありよう、またその思惟を照らし出す。
目次
1 墓所と位牌
2 埋葬の実態
3 墓と親族形成
4 儒家の葬制
5 墓所の調査と保存
6 考古学による近世社会の読み解き
著者等紹介
坂詰秀一[サカズメヒデイチ]
立正大学特別栄誉教授。1936年東京都生まれ。立正大学大学院文学研究科(国史学専攻)修了。文学博士。立正大学文学部教授、立正大学名誉教授を歴任
松原典明[マツバラノリアキ]
石造文化財調査研究所代表。1960年京都府生まれ。立正大学大学院文学研究科博士後期課程中退(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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