内容説明
日本刀の真髄は斬れ味の凄さ、素晴らしさにある。それを江戸時代、世襲的に八代にわたり実証、決定してきたのが、“首斬り浅右衛門”こと山田家である。その実証資料として残る同家の『刀剣押形』二十九冊から資料的に価値の高いもの、興味深いものを抄録し解説を加えた本書は、刀剣研究史上初めて発表された資料として、初版刊行時に大反響を呼んだ。本上巻には、山田家『刀剣押形』29冊のうちから、第17冊までの、刀剣押形約130刀を選び掲載した。
目次
解説編“上”(浅右衛門押形について;試し斬りの歴史;試し斬りの職業化;試し斬り解説)
押形編“上”(第一冊(文政八年)
第二冊
第三冊(天保二年)
第四冊
第五冊
第六冊(天保十五年)
第七冊
第八冊(弘化二年)
第九冊
第一〇冊(弘化三年)
第一一冊(弘化三年)
第一二冊(弘化三年)
第一三冊(弘化三年)
第一四冊(弘化三年)
第一五冊(嘉永元年)
第一六冊(嘉永元年)
第一七冊(嘉永元年))
著者等紹介
福永酔剣[フクナガスイケン]
医学博士。元熊本大学助教授。刀剣研究の編著書・論文を多数執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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