内容説明
朝鮮半島南東部の洛東江一帯の古墳群発掘調査成果を総合的に分析し、伽耶・新羅の政治・社会構造を読み解き、また、縦長板冑から文化的性格を読み解く。日本列島の古墳時代における「任那」と、朝鮮半島の伽耶・新羅との関係を洛東江一帯の古墳群造営を分析することから解明する。巻末には、韓国の考古学研究者・李盛周の論文『高霊池山洞古墳群の性格』全文を翻訳掲載。
目次
第1章 研究の目的・方法(研究の目的と理論的背景;研究対象(空間・地理・時間)の設定
研究の方法)
第2章 洛東江西岸地域の事例―高霊池山洞古墳群を中心に(総合的考察;大形高塚古墳についての考察;大伽耶高霊と周縁部)
第3章 洛東江東岸地域の事例―新羅周縁部を中心に(東莱―堂甘洞古墳群;義城―長林洞古墳群;釜山―徳川洞古墳群;小結)
第4章 支配者たちの性格の一側面―縦長板冑からみた(縦長板冑とは;実際の縦長板冑の出土状況からの検討;洛東江水系―帯の首長層と縦長板冑)
終章 結論
著者等紹介
木村光一[キムラコウイチ]
1960年愛知県生まれ。1983年南山大学文学部卒業(考古学専攻)。1986年南山大学大学院博士前期課程(文化人類学専攻)修了。名古屋市立川名中学校勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。