出版社内容情報
黒船来航を事前に知っていた長崎奉行の職責とは!
さあ、奉行探しの旅に出よう。
江戸時代の外交の舞台を取り締まる要職、長崎奉行。260年の江戸時代の移ろいは、この要職にも様々な変化をもたらす。年月の変遷、奉行の人間模様…129代にわたる長崎奉行の津々浦々を軽妙に紐解く。
推薦のことば
長崎奉行から見る歴史と人の生き方を再認識
――長崎歴史文化博物館館長 大堀 哲
読み始めたら止まらないユニークな学術研究書
――長崎外語大学総括副学長 溝田 勉
序.奉行を探す旅立ちの前に
上.初期九〇年間の長崎奉行
中.外交に、治安に
下.開国、そして幕末
【著者紹介】
昭和20年長崎生まれ。長崎新聞社取締役編集局長兼論説委員長を歴任し、平成18年に定年退職。現在は長崎外語大学客員教授、長崎平和推進協会理事・広報委員長。著書に『コラム長崎散歩』『龍馬の長崎』(長崎文献社刊)など。
内容説明
黒船来航を事前に知っていた長崎奉行の職責とは!さあ、奉行探しの旅に出よう。
目次
奉行を探す旅立ちの前に。(江戸幕府と長崎奉行職)
上 初期九〇年間の長崎奉行。(唐津藩主が初代;目的はキリシタン一掃? ほか)
中 外交に、治安に。(奉行の「格」とは?;オランダ人の将軍拝謁 ほか)
下 開国、そして幕末。(開国迫るアメリカ、ロシア;ロシア使節プチャーチン現る ほか)
著者等紹介
本田貞勝[ホンダサダカツ]
昭和20年(1945)1月12日長崎市生まれ。原爆投下時は諌早市の母方に疎開して無事、入市被爆。立命館大学法学部卒業後、昭和42年(1967)4月長崎新聞社入社。カネミ油症事件、諌早湾干拓事業などの社会的な事柄を取材。長崎平和宣言起草委員、公益財団法人長崎平和推進協会理事などを務める。平成26年(2014)から長崎外国語大学客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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