内容説明
南極では隊長は父親、調理隊員は母親と言われる!越冬隊員の英気を養い、安らぎ満たした腕と心いき。“世界中の銘酒を南極に初めて持ち込んだ男”のつれづれ草!
目次
第1部 白い沙漠と緑の山河(やまのぼりすと;裸氷帯を征く;ウン石のはなし;南極幌馬車隊のアルコール;太陽に別れの乾杯;ちょっと昔のタイムカプセル;緑の川辺で;ワインと鱒釣りの島;時しも季節は秋だから;南極と十二本のパイプ;オーロラの手打ち蕎麦;水平の涯方に;さらば南極;耐寒について(その力をもたらすもの))
第2部 南極酔いどれ船(基地の酒;旅の酒;南極食糧のはなし;越冬総仕上げにむかって)
著者等紹介
古山勝康[フルヤマカツヤス]
1948年千葉県生まれ。千葉県立千葉高等学校卒。1987年11月より1989年3月まで、文部省第二十九次南極地域観測隊あすか基地越冬隊員(設営・調理担当)として勤務。元日本ソムリエスクール校長。食養(食物と飲料の秩序)研究者。リマ・クッキングスクール師範科特別講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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