目次
第1章 神社から見た渋谷
第2章 渋谷の住宅地と神社祭礼
第3章 祭りからみえてくる「渋谷」―SHIBUYA109前に集う神輿 金王八幡宮の祭り
第4章 渋谷の寺院―近世を中心として
第5章 渋谷のキリスト教
第6章 新宗教と渋谷
第7章 「渋谷」の小さな神々
第8章 渋谷の“祝祭”―スクランブル交差点につどう人々
著者等紹介
石井研士[イシイケンジ]
昭和29(1954)年生。東京大学文学部宗教学宗教史学科卒。東京大学人文科学研究科宗教学宗教史学博士課程修了。現在、國學院大學神道文化学部学部長、教授(博士・宗教学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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コキア
1
若い頃から渋谷で働き、渋谷で遊び(ちなみに現在の職場も渋谷です!)おばあちゃんちが恵比寿なこともあり子供の頃から渋谷区には馴染みがありすぎる。だけども渋谷にまつわる歴史をここまで掘り下げたことは初めてでこの渋谷学にはとても魅せられた。渋谷にある神社、寺院〜教会、新興宗教の支部まで。こんなにも路傍に銅像、小祠、お地蔵などなどがあったとはね。いくつになっても知識の探求はたのしい2017/02/08
rbyawa
1
d173、おわ、この本アマゾンに登録あるのか。渋谷区図書館に所蔵されている分を読みましたが、渋谷の名前が江戸時代知られたのは主に「渋谷金王丸」が理由、その神社はどうも鎌倉の頃に作られた形跡があり(伝承だともう少し前)、朱引という江戸市街地の外側、震災の前後に移転してきた小さな神社仏閣がたくさんあり。ここに國學院という神道系の大学の渋谷キャンパスもあるよ、百貨店の屋上にはそういう小さな神社が移転されていたりもする、という古い歴史の本とは少し違う感じの話だったんですが、だからこそ地域資料として面白かったです。2013/12/03