内容説明
均田=租庸調制は、どのような社会=経済構造の上に造られたどのような仕組みであったのか。両税法は、どのような社会=経済構造の上に造られたどのような仕組みであったのか。唐代税役制度と社会・経済構造。
目次
前編 個別的研究(唐代賦役制度の再検討;両税法成立史の研究)
後編 租庸調制から両税法へ(唐で何がおきたのか;租庸調(均一丁税)と階層的奉仕義務
賦役制下の華中・華南
西域農業の流入と園芸的農業の成立
安史の乱と藩鎮の列置
人頭税から戸等別課税へ
土地保有税から土地収益税へ
安史の乱後の通貨の問題
両税法の成立)
著者等紹介
古賀登[コガノボル]
1926年神奈川県生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了。早稲田大学文学部教授を経て、早稲田大学名誉教授。文学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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