内容説明
1983・84年、内モンゴル自治区ハラホト(黒城)の官庁址から大量に発見された元朝期の文書のうち、漢文文書と西夏文文書以外のすべての文書(228点)を全点影印掲載、うち135点を解読し、それぞれにローマナイズ、訳、注釈、解説を施し、さらにモンゴル文書には漢語注釈も付した。多民族・多言語・多元社会というモンゴル帝国・元朝の様相がそのまま凝縮されていた当時のハラホトの状況が伺われる重要資料の基礎的研究を提示する。
目次
第1部 モンゴル文書
第2部 ウイグル文字テュルク語文書
第3部 チベット文書
第4部 西夏文字・梵字文書
第5部 アラビア文字文書
第6部 シリア文字文書
著者等紹介
吉田順一[ヨシダジュンイチ]
1940年生。早稲田大学文学学術院教授。専門はモンゴル史
チメドドルジ[チメドドルジ][Chimeddorji]
1954年生。内蒙古大学民族学与社会学学院教授。専門は女真言語文字、金朝史、清朝蒙古史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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