江戸時代選書
遠島―島流し

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  • サイズ B6判/ページ数 246p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784639018131
  • NDC分類 322.15
  • Cコード C0321

内容説明

犯罪人を島嶼に配流する刑を遠島または島流しという。遠島の歴史をたどるとともに、流人の悲恋、島抜け、赦免の悲喜劇など、絶海の孤島に流された流罪人たちの悔恨と怨嗟の叫びを、残された古記録をもとにつづる。

目次

流人の歴史(外国の流刑;日本の流刑)
伊豆七島と流人(大島流人;八丈流人;新島流人 ほか)
流人の生活(押送;流人請取;割流人 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

4fdo4

11
昭和45年に書かれた本であり著者は昭和10年に小笠原硫黄島に教師として赴任している。 これほどまでに島流しに関して読みやすく且つ多くの情報をまとめた本もなかなか無いのではないか。 さらには、実際に遠島された人の子供に直接取材をしている。 つまり、その子供は親が遠島され、その島で生まれたという。 そこに遠島の今まで私が持っていたイメージと異なる世界が有った。2017/12/03

shiro

4
島流しに関する研究書。誤字が目立つけどそんなことは気にならないくらい内容が濃い。島流しという単語から想像する陰惨さはあまりなく、流人たちがその島で何をしたのか、どのような役割を果たしていたのか、どのように生きて死んだのかが生き生きと描かれている。非常に良著。2019/11/02

phenol19

1
遠流という言葉走っていてもその実態はしられていないので貴重な本是非一読を。2021/08/07

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