内容説明
記紀の記述・系譜を具体的に検証することにより、倭国王統譜の成立過程を明らかにするとともに、その体系化の前提となった高句麗・百済の王統譜の存在に言及する労作。
目次
第1章 建国神話の形成
第2章 倭建物語の形成
第3章 神功物語の形成
第4章 五世紀の王統譜とその物語
第5章 建内宿祢物語の形成
第6章 王統譜の構想
付論1 扶余・高句麗・百済の建国神話
付論2 新羅・渤海と日本―その後の神功物語(一)
付論3 八幡神の成立と展開―その後の神功物語(二)
著者等紹介
高寛敏[コカンミン]
1940年に大阪で出生。1964年に京都大学文学部を卒業し、1966年に同大学修士課程修了。1966年より京都朝鮮高級学校教員。1973年より朝鮮大学校に勤務、教授。2000年に退職
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 子役白書