内容説明
アメリカの学校教育における英語学習の実際やことばの発達をめぐる子育て環境を紹介。文化的な背景のちがいに折り合いながら、英語による適切な自己表現や批判的思考ができるようになる方法を模索する。
目次
1章 アメリカ人が学ぶ「英語」
2章 リスニング能力をのばす
3章 スピーキング能力をのばす
4章 リーディング能力をのばす
5章 ライティング能力をのばす
6章 日本における英語学習・英語教育の展望
著者等紹介
尾見康博[オミヤスヒロ]
山梨大学大学院総合研究部教育学域教授。博士(心理学)。茨城県生まれ。東京都立大学人文学部助手等を経て現職。2002~2003年にグリフィス大学(豪州)、2009~2011年にクラーク大学(米国)で客員研究員。専門は教育心理学、社会心理学
島津由以子[シマズユイコ]
米国マサチューセッツ州レキシントン公立マライア・ヘイスティングス小学校ESL教諭。兵庫県生まれ。日本の会社を退職後、1987年に渡米し、米国の大学にてコミュニケーション学部学士号、大学院にて小学教育学部修士号取得。2017年からマサチューセッツ州のESL教育の専門家組織である非営利団体MATSOL(Massachusetts Association of Teachers of Speakers of Other Languages)理事。日本語と英語の両方で、現地の学校や団体、ならびに、日本人の学校や団体で、英語教育および異文化理解を深めるためのセミナー講師などを精力的に実施。米国ボストン郊外在住
丑丸直子[ウシマルナオコ]
全米翻訳者協会公認英日翻訳者(翻訳通訳歴25年余)。サイエンス・キュレーター。科学技術・特許・ビジネス・教育など、専門性の高い分野を広くカバー。学術機関での日米科学イベントなども支援。2014~2019年にはNHKラジオ第2放送「英会話タイムトライアル」の番組制作メンバーとして日本人の英会話スキルを支援。名古屋大学で宇宙物理学の修士を取得後、渡米し国際結婚。子どものバイリンガル教育の悩みから、2010年より日系保護者サポートグループを共同運営。米国ボストン在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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