出版社内容情報
台湾で話題沸騰した画期的教科書の完全翻訳。従来の中国史（大陸史）を全面的に見直した台湾通史。 目次 先史時代 国際競争時期 鄭氏治台時期 清領時代前期 清領治代後期 日本植民統治時期の政治と経済 日本植民地時期の教育，学術と社会【ほか】
内容説明
台湾で話題沸騰した画期的教科書の完全翻訳！台湾のすべての中学生が使用する国定教科書。従来の中国史（大陸史）を中心とした歴史教育を全面的に見直した編集により、わかりやすく台湾通史を概説。台湾独自の歴史観を明確に主張。日本植民統治時期を客観的かつ積極的に評価。
目次
第１章 序論
第２章 先史時代
第３章 国際競争時期
第４章 鄭氏治台時期
第５章 清領時代前期
第６章 清領時代後期
第７章 日本植民統治時期の政治と経済
第８章 日本植民統治時期の教育、学術と社会
第９章 台湾における中華民国の政治変遷
第１０章 台湾における中華民国の経済、文教と社会
第１１章 未来への展望
著者等紹介
蔡易達［サイイタツ］
昭和３３年（１９５８）、台湾・南投県生まれ。台湾・文化大学日本研究所修士号修得。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。拓殖大学日本文化研究所客員研究員。台湾研究フォーラム運営委員。共著書に『チャイニーズ・ポップスのすべて』『台湾人のまっかな本当』
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヘタ
16
台湾の中学生向け台湾史教科書。先史時代、ヨーロッパ人統治、鄭氏統治、清朝統治、日本統治、第二次大戦後、章立ては大体こんなかんじ。それぞれ、政治、経済、文化、教育の節にわかれる。教科書であるためか、味気ない印象を受けた。ですが、写真など、楽しく読める工夫多数。2020/04/04
◎
0
台湾の中学校の教科書とのこと。教科書本編は、中々これだけでは理解できない。最初の「刊行にあたって」を読んで本編は流す程度に読むしかないかな^^;大雑把に、それぞれの時代の台湾の立場を読み解くことができます。2014/09/20
