出版社内容情報
愛知の豪農古橋家に生まれ,大正・昭和を通じて内務官僚として活躍した著者が,その若き日につづった青春の記録。第一高等学校時代,東京帝大時代を収録。
内容説明
一人の青年の青春の記録として、その心の遍歴を語るものとして具体的であり真実を語っている。今不足している心の記録であり、今人々が求めている心の記述である。明治・大正・昭和三代に生きた人間川村貞四郎の青春の記録。
目次
1 大沢兄に呈するの書―第一高等学校時代(家系;僕の幼時;動揺時代;感情時代;畏敬時代;錬磨時代)
2 無我の愛―東京帝国大学時代(出会い;霊感;曙光;頓悟;涙と光;流転の姿)