生活史叢書 刀鍛冶の生活

福永 酔剣【著】

雄山閣（1995/01発売）

• サイズ A5判／ページ数 262p／高さ 22cm
• 商品コード 9784639012689
• NDC分類 384.3
• Cコード C0321

出版社内容情報

刀工とその社会を職人史の立場から追求し，さらには刀を作った天皇・皇族等世人の意外とする史実を紹介。　目次　刀鍛冶の職人史　刀鍛冶の法規　刀鍛冶の経済　刀鍛冶の称号　刀鍛冶と宗教　刀鍛冶の恋愛と結婚　刀鍛冶の貴族　刀作りの月日

内容説明

刀は武士のたましい。草薙剣（くさなぎのつるぎ）をはじめとして、刀をめぐる逸話は日本の歴史をはなやかに彩っている。ならばそれを作り出す刀鍛冶（刀匠）の実態とは。ここには武士の誇りを支えるひたすらな刀匠の精進がある。

目次

１　刀鍛冶の職人史
２　刀鍛冶の法規
３　刀鍛冶の経済
４　刀鍛冶の称号
５　刀鍛冶と宗教
６　刀鍛冶の恋愛と結婚
７　刀鍛冶の貴族
８　刀作りの日日

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[tall_hemlock]

最近はとうらぶしているので、刀剣及び関連分野に読書を広げてみる。 何かもうひたすら、おおかたの刀鍛冶が貧乏だったことを学びました…そりゃそうだね、あんなに材料費の掛かりそうなもの作ってるんだもの。 古文書引用は信頼度上がるけど読みづらい、ただし大体重要なところは本文に書いてあるので無理に読まなくとも大丈夫。 最後の章「刀作りの日日」、実際の現代刀工に取材しているので、刀作りに関して他の本を読んでて腑に落ちなかった部分とかがよくわかって素敵。

2015/03/12