出版社内容情報
近年飛躍的な進歩をみせた日本旧石器時代の概説書。自然科学的手法を含め遺跡から得られる情報を徹底的に把握し,生活復元にせまる。 目次 火山活動と人類活動 旧石器時代概念と時代区分 人工と自然 旧石器時代のくらし【ほか】
内容説明
岩宿発掘後40年、日本旧石器時代の研究はますます精度が高くなってきている。本書は前期旧石器の存在を確固たるものとした座散乱木遺跡など宮城県内の重要遺跡の発掘に携わった著者が贈る旧石器入門書である。
目次
第1章 火山活動と人類活動
第2章 旧石器時代概念と時代・時期区分
第3章 人工と自然
第4章 日本の前期旧石器時代
第5章 前期旧石器時代の環境とくらし
第6章 現代型ホモ・サピエンス(新人)の出現
第7章 ナイフ形石器文化期の石器
第8章 ナイフ形石器文化の編年と地域差
第9章 後期旧石器時代の原石採集と原石産地遺跡
第10章 細石刃文化の編年と地域差
第11章 後期旧石器時代のくらし
第12章 縄文文化の始まり