歓喜天(聖天)信仰と俗信

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歓喜天(聖天)信仰と俗信

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  • サイズ B6判/ページ数 190p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784639009054
  • NDC分類 387
  • Cコード C0015

出版社内容情報

インドの障害神が日本では善神と化す。大黒天,十一面観音との関係,シヴァ神に及ぶその実像をさぐる。 目次 聖天について(聖天の像容【ほか】) 俄〓鉢底に対する認識(障礙神としての聖天【ほか】) 日本における聖天像と祀られた寺 聖天と大黒天 聖天と十一面観音

内容説明

インドの障害神が日本では護法神・聖天となって威力・霊力を示す。しかしその本体は象頭人身の異形で、男女神二体の抱擁像であらわされるのはなぜか。十一面観音・大黒天との関係、シヴァ神に及ぶその実像をさぐる。

目次

聖天について(聖天とは;聖天の名のいわれ;聖天の像容)
俄那鉢底に対する認識(俄那鉢底とは;障礙神としての聖天;聖天の利益;聖天と鼠;十一面観音の性別;両性具有神;シヴァとパールヴァティー;猪頭の女毘那夜迦;聖天の名称・異称)
日本における聖天像と祀られた寺(日本における聖天信仰;日本における異形の聖天;聖天のしるしとしての大根と巾着)
聖天と大黒天(聖天と大黒天の類似性;聖天の持ち物;民間にも秘蔵される聖天像;淫像としてみられた聖天)
聖天と十一面観音(聖天の実体;聖天と浴油供;聖天像が秘仏としての理由;聖天を降伏させる大威徳明王)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

姉勤

26
某小説でメジャーになった象頭人身の神様。インドではガネーシャ、本邦では歓喜天(聖天)と呼ばれ、あまねく現世利益を叶えてくれる仏として知られている。その元は破壊神シヴァの能力を継ぐ障碍(障害)の神で、強力なネガティブなパワーの象徴が、ポジティブに転じ、福神として信仰される。方や、性欲や所有欲も満たす性質は、女性のメタファーが各所にちりばめられ、またダイレクトに二神が交合した姿で表される。バラモン教→大陸仏教→日本仏教のリミックスによる変遷が面白い。聖であり性であり生である。清濁併せ持つ神。2016/05/04

karatte

3
かつて大学の図書館で目にして以来、いつか入手して読もうと決意し早十数年、ようやくネットで見つけ購入することができた。とにかく引用の数が多く、聖天に焦点を絞った著作としては他の追随を許さぬであろうその博覧強記ぶりには誠に畏れ入る。中には白文をそのまま載せていたり、著者の臆見としか思えない記載があったりして、雑然と取っ散らかった印象は否めないものの、図版も多いし(著者のスケッチっぽいのも散見されるが)確実に聖天理解の一助にはなる。さて、次は『ダキニ天信仰と俗信』を探すか……2013/06/10

hihuhihu

0
歓喜天に関する情報が網羅されてるとは思うが、正直期待はずれ。 一般に知られている以上のことはあまり載っていない。著者自身、曖昧に結論付けている部分が多い。 文献引用は多いが、とにかく沢山拾ってきましたという感じで、独自の解釈が展開されることはほぼなく有益に思えない。引用の度に、序盤から何度も前見た基本知識の説明が繰り返されがちなのも辛い。 関連性が深いとはいえインド神話になると急に筆が乗り出す感が強いこともあり、「書くことないのに無理に本にしたのでは?」と思ってしまった。歓喜天に関する出版物が少ない理由?2020/09/03

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