出版社内容情報
現代の社会福祉の問題点を整理し,福祉の目的と根拠を理論づけ,将来に確固たる指針を示す意欲作。 目次 ソーシャル・ワークとイデオロギー ソーシャル・サービスの原理 自由裁量的「権利」 慈善事業と福祉国家 権威とソーシャル・ケースワーカー【ほか】
内容説明
高齢化社会を迎え、国家の福祉対策が後退傾向にある今日、社会福祉の現場では、福祉の本質と目的に対する理論的反省の必要性が叫ばれている。本書は現代の社会福祉がかかえる問題点を整理し、福祉の目的と根拠を理論づけ、将来に確固たる指針を示す意欲作。
目次
第1章 ソーシャル・ワークとイデオロギー(レオナード・ハント)
第2章 ソーシャル・サービスの原理(ディヴィッド・ワトソン)
第3章 自由裁量的「権利」(T.D.キャンベル)
第4章 慈善事業と福祉国家(アンガス・マッケイ)
第5章 非審判的態度(R.F.ストーリー)
第6章 ソーシャル・ワークの目的・技能・役割(R.S.ダウニー;アイリーン.M.ラウドフット)
第7章 権戚とソーシャル・ケースワーカー(アレクサンダー・ブローディー)
付 イギリスにおける社会福祉の歴史と問題点(高橋進)