出版社内容情報
環太平洋,アフリカ,ヨーロッパ等世界各地の土地・空間論,象徴論を展開。日本民俗学との提携を志向。 目次 ウルシー環礁モグモグ島の集団構成 威信・精液・穢れ 音とジェンダ 所有と構成 中南部アフリカ・疎林帯におけるベンバ族の焼畑農耕【ほか】
内容説明
〈環太平洋文化圏の民族学〉〈シンボルと社会〉の2部構成により、環太平洋をはじめ、アフリカ、ヨーロッパなど世界各地の土地所有、土地・空間論、そして象徴論を展開。その斬新な論考は日本民俗学との提携の方向性を示唆している。
目次
ウルシー環礁モグモグ島の集団構成―カロリン群島の母系・夫方居住婚社会における土地保有集団(牛島巌)
威信・精液・穢れ―ニューギニア高地社会における性的シンボリズムをめぐって(柄木田康之)
音とジェンダー―パプア・ニューギニアにおける聖なるフルートの象徴的意味と役割(成田弘成)
所有と構成―オーストラリア原住民における土地と社会(榎陽介)
中南部アフリカ・疎林帯におけるベンバ族の焼畑農耕―チテメネ・システムの諸相(掛谷誠;杉山祐子)
ギス族の自殺・葬儀・割礼―自我と社会への構造論的アプローチ(出口顕)
ボリビア・チパヤ族の社会と空間構造(細萱恵子)
イディオムとしてのエステイト―アルペン山地農民の家族(森明子)
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