内容説明
広範囲な建築基準法のポイントをおさえて解説。はじめての人でもよくわかる入門書の決定版。
目次
第1章 総則に関する規定
第2章 建築の手続きなどに関する規定
第3章 良好な室内環境に関する規定
第4章 構造強度に関する規定
第5章 防火に関する規定
第6章 避難に関する規定
第7章 都市計画区域内に関する規定
第8章 街づくりに関する規定
著者等紹介
大脇賢次[オオワキケンジ]
建築家。明治大学工学部建築学科卒業。1983年、イタリアの建築と都市の研究のためイタリア留学。1984年、一級建築士事務所大脇建築設計事務所を設立。住宅、集合住宅、オフィスビルなどの設計を数多く手がけ、環境・景観・街並みとしての建築をテーマとして設計活動を展開する。日本建築学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kouro-hou
20
丈夫な作り&凶器にもなりそうで、いざとなったら防弾してくれそうな厚みでみっちり語る"そうだったのか、建築基準法"。階段の幅から都市計画まで、範囲が広くて細かい建築基準法をポイントをまとめて、且つ細かく図で解説しています。特に日影規制緩和の天空率の解説は今まで見たなかでは最高にわかりやすくて目から鱗の号泣モノ。興味半分で読んでいる分にはとてもわかりやすくて楽しいのですが、覚えるとなったら別問題。一面記載だらけで、欄外のミニ知識まで試験だけでなく悪夢に出そうな密度です。棲家の法律の理解のお供に。2016/09/10
naka
4
上司が貸してくださいました。二次元の設計書から三次元の実像へ。その過程を見てみたい。人はどんな作業をするのか、安全はどこで担保するのか、こんな大きなモノを人の力で作ること、その結果がどうなるのか、ただただ見てみたい。2020/10/17
R太
2
某ドラマにもこっそり出演していたので、再読です。表紙にもあるように、建築基準法の入門書。図解が多く、わかりやすい言葉で法律のポイントをまとめてくれているので、大変勉強になりました。階段の幅や建物の高さ、柱の組み方など結構普通に読んでいても面白かったです。2012/05/18
す○○
1
宅建に合格できてこれで建築基準法から解放されると喜んだ。次に管理業務主任者を目指そうと思ったらまた建築基準法が出てきてガッカリした。となればこれを克服するしかない。本書に詳細に説明されている細かい内容までは試験に出ないだろう、建築基準法のエッセンスを理解し苦手意識を払拭できれば良いだけだと思い読み進めた。読み終った今感じているのは「建築基準法を克服するなど自分には到底無理」ということ。外を頑張ろう。2014/12/22