内容説明
金管楽器体操で呼吸が安定し、表情豊かでバランスのとれた演奏が可能に。身体の専門家である理学療法士が、演奏前でも後でもすぐに実践できる体操を考案。
目次
序章(巻頭対談1 山本靖之(トロンボーン奏者)×高野賢一郎(理学療法士)
巻頭対談2 狩野藍美(トランペット奏者)×高野賢一郎(理学療法士) ほか)
第1章 演奏前の準備体操(骨盤のコントロール 金管奏者のヒップスライド;肩こりの予防 ワイパー ほか)
第2章 演奏中のブレイク体操(腰痛の予防 椎間板体操;肩甲骨を動きやすくする 菱形筋のストレッチ ほか)
第3章 演奏後のケア体操(首の筋肉の緊張を緩和 ネックトラクション;脚を動きやすくする 脚と肩のストレッチ(タオル) ほか)
第4章 カンタン筋力アップ(首の強化 首運動;動作や呼吸の基礎 骨盤底筋トレーニング ほか)
第5章 安定したブレスのために(身体パフォーマンスの向上 腹筋ウォーク;心肺機能の向上 ゆっくりジョグ ほか)
著者等紹介
高野賢一郎[タカノケンイチロウ]
一般社団法人産業理学療法研究会会長。理学療法士、作業管理士。日本理学療法士協会、産業理学療法研究会、日本職業災害医学会、産業保健人間工学会、日本産業衛生学会、生活習慣病認知行動療法研究会、所属
山本靖之[ヤマモトヤスユキ]
トロンボーン奏者。島根県出雲市出身。尚美学園短期大学卒業。東京芸術大学別科修了。尚美学園短期大学卒業演奏会出演。日墺文化連盟主催フィレッシュコンサート2002出演オーディション合格、出演。コンセールヴィヴァン主催第12回新人オーディション合格。2015年3月にソロリサイタルを開催し、好評を博す。トロンボーンを井上順平、故岡本繁邦、萩谷克己、喜多原和人、栗田雅勝、古賀慎治、各氏に師事。室内楽を喜多原和人氏に師事。現在、オーケストラトリプティーク首席奏者。東邦音楽大学附属高等学校、附属第二高等学校非常勤講師、山梨トロンボーン倶楽部テクニカルアドバイザーを務め、後進の指導にあたるほか、東京ウインドシンフォニカ、東京トロンボーンアーティスツ、エレガントトロンボーントリオ各メンバー、K-Sliding主宰として活躍している
狩野藍美[カノウアイミ]
トランペット奏者。東京ミュージック&メディアアーツ尚美、ディプロマコース首席卒業。動物さんのお友達プレイヤーとして活動のあと、ナチュラルトランペット奏者としてバッハコレギウムジャパンをはじめとする、数多くの古楽オーケストラの国内外公演や録音、TV収録などに参加。ソロの活動ではホールコンサートはもとより、イベントやさまざまな施設にて演奏会を行っている。また演奏の評価に加え、トークのおもしろさが話題となり、TVやラジオのパーソナリティーとしても活動。池田英三子、佛坂咲千生、加古勉、島田俊雄の各氏に師事
伊勢久視[イセヒサシ]
ホルン奏者。尚美学園、東京藝術大学別科、ウィスコンシン州立大学マディソン校にて、南浩之、大野良雄、澤敦、守山光三、ダグラス・ヒルの各氏に師事。アジアユースオーケストラでは、マイロン・ブルーム、ダグラス・ヒル、マーティン・ハックルマン、トーマス・ベーコンの指導を受ける。現在、フリーランス奏者として演奏、指導の活動中。94年宝塚ベガ音楽コンクール室内楽部門(木管五重奏)入選。タッドウインドシンフォニー、ザ・ステラナイツ・グランド・オーケストラ、アンサンブルヴェルヴ(主催)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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