内容説明
出会いや別れ、旅立ちのドラマ。鉄道から誕生した71の名曲の時代背景とエピソードを紐解く。歌とともに巡る鉄道の旅。歌詞&メロディー譜付。
目次
第1章 歌謡曲・流行歌編(あゝ上野駅;あゝダムの町;あゝ踏切番 ほか)
第2章 童謡・唱歌編(お菓子の汽車;かもつれっしゃのうた;汽車 ほか)
第3章 海外の歌編(A列車で行こう;線路の仕事;マンチェスターとリバプール;揺れるよ、チャリオット;夜汽車;ローマの秋―映画『終着駅』より)
著者等紹介
長田暁二[オサダギョウジ]
昭和5(1930)年3月19日、東京市亀戸生まれ。父の実家である岡山県小田郡笠岡町の威徳寺が焼失し、寺の再興のために父と兄とともに帰郷。3歳のときに生母を慕って寺の前の石段33段を這いながら降りて線路に入り、汽車にひかれる。昭和8年頃、父は長島伊和子と再婚、筆者を伸び伸びと明るい性格の子に育てる。昭和23(1948)年、駒沢大学英米文学部に入学。翌年の夏休みに帰郷した折、幼稚園の先生をしていた西谷泰恵と学生結婚。喜世子、ふみ子の2児を授かる。学生の間は日本コロムビアでアルバイト、昭和28(1953)年にキングレコードに入社。企画制作に携わったレコードで受賞多数。ほか、平成19(2007)年には日本童謡協会から動揺文化賞、平成27(2015)年にJASRAC音楽文化賞など、音楽文化研究における長年の業績に対しても数々の賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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