内容説明
ピアノを学ぶことで、子どもの心身は大きな成長を遂げます。ピアノを習う意義からその効用、習う時期の重要性、右脳と左脳を生かした練習法などまで紹介。北海道から沖縄まで年間170回を超える講演を行っている著者による、これまで誰も語らなかったピアノ教育法。
目次
1章 ピアノを習う理由
2章 ピアノ学習に効果的な時期
3章 ピアノ学習の注意点
4章 子どもを伸ばすピアノの先生とは?
5章 ピアノ楽譜の選び方
6章 楽器の選び方
著者等紹介
黒河好子[クロカワヨシコ]
桐朋学園大学音楽学部ピアノ専攻卒業。日本フィルハーモニー管弦楽団定期演奏会ソリストや札幌交響楽団と数多く共演。また各地でリサイタルを行うほか、音楽祭などのコンサート数多く出演。ソロ活動以外でも、室内楽、合唱などでも活躍。1989年「カムレード」を結成、オーケストラとの共演など多方面でコンサート活動を行っている。1993年、芸術性の高い演奏、また指導面の貢献を認められ、札幌市民文化奨励賞受賞。現在、年間170回以上にも及ぶピアノ講座や公開レッスンなどを全国各地で開催(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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かいてぃ〜
27
立ち読み。5歳に突入した息子が音楽教室に通うので、何となしに読んでみた。男親としては半分賛成、半分反対なのだが、これを読むと、ピアノを習わせるのも良いことなのかなぁ…、思った。キチンと習わせて、ある程度続けてくれれば様々な効果は期待出来そう。私は楽器を弾く事が出来ないので、少しでも長く続けてくれる様に後押しする事が役目になりそう。2017/05/03
たまきら
23
ピアノ教育に携わる人が書いているなあ、という感じの本ですが、視覚だけでなく聴覚を鍛えバランスをとるべきという話や、男女レッスンの進め方の違いといった冷静な部分は興味深かったです。娘も9歳になり、理解力が進んできました。次にどう進んでいくべきか、考える役に立ちました。2020/05/30
マツユキ
16
小1娘が通い始めたピアノの先生から貸していただいた本。私自身も子供の頃にピアノを習っていたのですが、そうだったのか!と、ピアノの奥の深さが分かり、興味深かったです。子供の習い事としては、緩めで良いかなと思う私には、本格的な内容で、合わないなと思いますが、基本は大事ね。参考になります。2022/12/14
きゃんでぃ
10
ピアノとの向き合わせ方が年齢別に書いてあります。なるほどとは思いますが、ピアニストになるわけではなかろう子どもの親としては、書かれている内容を実践していくのは難しいかもしれません。いや、私の音楽力では難しい。ただ、考え方、向き合い方、選択の仕方はとても勉強になりました。ピアノや音楽の奥深さを知っている者、またはピアノ教師には特にいい一冊だと思います。あとがきの、いずれ辞めてもいいから・・・の一文は、ついついピアノ練習で口うるさく言ってしまう私の目標設定を改めさせてくれるものでした。2021/06/03
二条ママ
8
友達に借りて読了。ピアノを習う適年齢、どんな先生がいい先生、ピアノの選び方など、いろいろとお勉強になった。2019/12/11