カート・コバーン:オフィシャル・ドキュメンタリー

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  • サイズ B5判/ページ数 157p/高さ 24cm
  • 商品コード 9784636919417
  • NDC分類 767.8
  • Cコード C0073

内容説明

本書では、遺族から提供されたカートの遺品、そして映像化の過程で製作されたマテリアルをさらに掘り下げ、ニルヴァーナのフロントマンという虚像と、カート・コバーンという実像とのはざまに揺れる「矛盾」に生々しく迫る。妻コートニー・ラヴ、親友クリス・ノヴォセリック、実母ウェンディ・オコナーなど、カートの人生に深く関わったキーパーソンたちの告白と、これまで公開されることのなかったアニメーションスチール、アート、プライベート音源、写真、映像、私的なコレクションの数々をとおして、カートの作品と人生の足跡をひも解いてゆく。ブレット・モーゲンが作り上げた革新的な映像は、カート・コバーン信奉者たちにある種の衝撃を与えた。そして本書は、その映像世界と、さらにはその向こう側に横たわるカート・コバーンの世界へと人々をいざない、その心を激しく揺さぶる。新しい「カート・コバーン・ショウ」が、ここに開演を迎える。

目次

INTRODUCTION―イントロダクションbyブレット・モーゲン
INTERVIEWEES―証言者たち
BEEN A SON―ビーン・ア・サン
SMELLS LIKE TEEN SPIRIT―スメルズ・ライク・ティーン・スピリット
LOVE BUZZ―ラヴ・バズ
SERVE THE SERVANTS―サーヴ・ザ・サーヴァンツ
ANEURYSM―アニュウリズム
AIN’T IT A SHAME―エイント・イット・ア・シェイム

著者等紹介

モーゲン,ブレット[モーゲン,ブレット] [Morgen,Brett]
ドキュメンタリー映画界において「マッド・サイエンティスト」との異名をとり、過去15年にわたり革新的なドキュメンタリー作品の脚本、監督、製作を手がけてきた鬼才。1992年にマサチューセッツ州のハンプシャー・カレッジで神話学とアメリカ史学の文学士号を取得後、1999年にはニューヨーク大学(NYU)の映画学科で美術学修士課程(MFA)を修了。NYUの卒業制作映画『On the Ropes(原題)』が、1999年サンダンス映画祭で審査員特別賞を受賞

喜多直子[キタナオコ]
和歌山県出身。京都外国語大学卒業後、公立中学校の英語教師を経て、企業内通訳および翻訳に従事。その後、出版翻訳者として活動している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kazi

12
NIRVANAのフロントマンとして一世を風靡し、27歳の若さでショットガン自殺したカート・コバーンのドキュメンタリー。映画「COBAIN モンタージュ・オブ・ヘック」として公開された内容を書籍にしたものみたいです。映画の方は見てないが、遺族全面協力って感じでインタビュー面はかなり充実してました。てか、これ読むと何が真実なのかがわからなくなるね。遺族の皆さんは自分を守る為に自己正当化しながら喋るし、カート自身も抑鬱症の悲劇のロックスターとしての神話を築く為にメディアの前では演技してたってことだからねえ。2020/03/20

Lucie

1
『モンタージュ・オブ・ヘック』を観た人は読んで損無し。と言うより読んでください‼映画の二時間じゃ語りきれなかった家族、クリス、元カノの話を読めばまたカートを深くしれるはずです。特に崇拝とか言ってるカート信者?は絶対読んで。ここで語られるカートはあんたらが思ってるような伝説的な人間じゃなくひたすら繊細な一人の青年、カート・コベインがいるから。 2017/10/01

yoyogi kazuo

0
大型本。カートのファンにとっては必読だろう。ビジュアル的には貴重だが、内容はものすごく充実しているというわけではない。2025/04/16

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