内容説明
音楽界、教育界に衝撃を与えた『「音大卒」は武器になる』の著者が放つ、「実践的」キャリアガイド。音大生、卒業生、すべての音楽好きのための新世代のバイブル!
目次
1 人生は思い通りにならない
2 音大卒業生の際立つ優位性
3 思考のスイッチを切り替えよう
4 音大生が磨くべきもの
5 “実践編”音大卒のサバイバル術
6 思い通りにならない人生でもより豊かに生きるために
著者等紹介
大内孝夫[オオウチタカオ]
1960年6月5日東京都生まれ。東京都立国立高等学校、慶應義塾大学経済学部卒業後、富士銀行(現みずほ銀行)入行。証券部次長、仙台営業部副部長、いわき支店長などを歴任後、退職。現在、武蔵野音楽大学就職課主任兼会計学講師。公益法人日本証券アナリスト協会検定会員。宅建士(資格取得)。音楽大学、高校、学校教員研究会などで音大生のキャリアについての講演を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
どんぐり
66
武蔵野音大就職課兼会計学講師が音大生、卒業生に向けて書いた本。音楽を仕事にする人の専門性や芸術性からキャリアビジョンを論じているわけではない。音大生のもつ「コミュニケーション能力、礼儀・清潔・時間厳守の徹底、いくら叱られてもめげない精神力、正確さ・丁寧さへのこだわり」を礼賛しながら、思い通りにならない人生でもより豊かに生きましょうという精神論に終始している。これじゃ何の役にも立ちません。2020/01/05
あむ
8
音大を目指すかどうか迷っている子の親として気になり、読みました。この本は学び続けた音楽に関する仕事に就いて、第一線で働いている人についての話ではありません。辛うじて音楽関係の仕事についたけれども収入や待遇面で上手くいかないまま、願っていたような職に就けなかった人の話です。全てを犠牲にして頑張ってきたのに音楽以外の道を選ぶことは「負け犬」のように思う人もいるでしょう。そういった考えに縛られず、自由な発想でサバイブしていくこと、与えられた大学生の時間を精一杯過ごすこと。厳しいけれどリアリティある内容でした。2016/07/28
あづさ/kyoka
6
現役音大生、音大卒業生が充実した人生を送るための「働き方」に重点を置いた本。そもそも音大に入れる時点である程度「持ってる」から、捉え方活かし方次第でいくらでも道があるはずよね、と思いながら読んだ。私自身は音大からの新卒で一般企業に就職したけど、その時考えたのはこの本に書いてあることとほぼ同じ…ということで、いまいち燻ってる周りの何人かにもおすすめしたいなぁ。2022/11/18
ka2o(かつお)
2
親が子供の進路を考えるという観点では、殆ど役に立たない本です。進路の決まらない音大生のための本です。2016/10/05
Chikako
2
在学中にこのような現実的な話を聞きたかったなと思った。ボランティア精神が強すぎる人に対し、社会人のボランティアは自分の自立が見えたところからという所に好感をもった。さくさく読める内容。2016/01/10